ピラティスは、体幹を鍛えて美しいスタイルを目指せるエクササイズとして注目されています。「ピラティスで痩せられるの?」「ピラティスにダイエット効果はある?」など、ピラティスでダイエットができるのかどうか、気になる方も多いのではないでしょうか。 この記事では、ピラティスにダイエット効果はあるのか、痩せるまでにかかる期間の目安について紹介します。
目次
ピラティスで痩せるのはなぜ?
ピラティスは、激しく体を動かす運動ではありませんが、ダイエットに有効なエクササイズとして注目されています。 実際に「ピラティスを始めたら痩せた」という声も多いです。 まずは、ピラティスがダイエットに良い理由を5つ紹介します。インナーマッスルが鍛えられるから
ピラティスは、体の深層部にあるインナーマッスルを効果的に鍛えるエクササイズです。 インナーマッスルとは、内臓や脂肪を支えて姿勢を整えるなど、体の安定に重要な役割を果たす筋肉を指します。 インナーマッスルは、アウターマッスルと違い、鍛えたからといってムキムキに筋肉が盛り上がるわけではありません。 体のバランスが整うため、ダイエットにさまざまな良い影響を与えてくれます。基礎代謝が向上するから
ピラティスのダイエット効果として、まずは基礎代謝の向上が挙げられます。 インナーマッスルを強化すると基礎代謝が向上するため、同じ運動量でもより多くのエネルギーを消費できるようになります。 特別な運動ではなく、日常の活動でも効率的にカロリーを消費できるため、太りにくく痩せやすい体づくりが期待できるのです。ボディラインが引き締まるから
ピラティスでインナーマッスルを鍛えると、重力で垂れ下がりがちな内臓や脂肪を正しい位置に戻すことができます。 その結果、ボディラインが引き締まり、ぽっこりお腹や垂れ尻の解消も期待できるでしょう。 体重に大きな減少がなくても、見た目に変化があれば、痩せたと感じる人は多いです。 洋服がワンサイズダウンしたり、周りの人から「痩せたね!」と言われることも増えるかもしれません。ゆがみや姿勢が改善されるから
ピラティスで継続的にインナーマッスルを鍛えると、体のゆがみや姿勢が改善され、筋肉を適切に動かせるようになります。 体の動きがスムーズになることで疲れにくくなり、カロリー消費量も向上するため、ダイエットにも効果的です。ストレス太りを抑制できるから
呼吸法を重視するピラティスは、自律神経を整え、リラックス効果があることでも知られています。 ストレスを上手に発散することで、過食を防ぎ、「ストレス太り」の抑制につながります。ピラティスで痩せないときに考えられる理由

運動の頻度が少ない
ピラティスは、1回で大量のカロリーを消費する激しい運動ではありません。 呼吸法を意識しながら、ゆっくりとした動きでインナーマッスルに負荷を与えます。 運動頻度が少ないとダイエット効果を実感しにくいため、まずは習慣化を目指しましょう。 痩せることを目的にピラティスをするなら、週3回以上のペースが理想的です。 最初は負担に感じるかもしれませんが、続けるうちに少しずつ体の変化を感じるようになるでしょう。運動強度が適切でない
ピラティスは、インナーマッスルを鍛えるエクササイズですが、運動強度が高すぎるとアウターマッスルが鍛えられてしまい、逆に太ったように見えることがあります。 「痩せたい」という気持ちが強く、ついつい頑張り過ぎてしまう方は注意が必要です。 また、運動強度が低すぎてもダイエット効果は得られません。 ピラティスでダイエットをするなら、適切な強度で正しく取り組むことが重要です。ピラティスだけに頼っている
ピラティスは、姿勢やボディラインに良い変化をもたらしますが、それだけで劇的に体重が減ることはありません。 例えば、デスクワーク中心のライフスタイルで体を動かす機会が少ない場合、ピラティスだけでは十分なダイエット効果を感じられないこともあるでしょう。 ピラティスによるダイエット効果を最大限に発揮するには、日常生活での活動量を増やし、食生活を見直すことも重要です。継続できていない
ピラティスは一度や二度の取り組みで痩せられるエクササイズではありません。 継続することで初めてその効果があらわれます。 モチベーションを保つのが難しい場合は、ピラティス教室に通ったり、友人と一緒に行うなど、継続しやすい環境を整えることも検討しましょう。ピラティスで痩せるまでに必要な期間は?

ピラティスのダイエット効果を高める3つのポイント
続いては、ピラティスのダイエット効果を高めるために知っておきたい、3つのポイントを紹介します。有酸素運動と組み合わせる
ダイエット目的でピラティスを行う場合、ウォーキングやランニング、水泳などの有酸素運動と組み合わせることで、脂肪燃焼効果が期待できます。 カロリー消費量が増加し、効率よく痩せることができるでしょう。 少なくとも週に2~3回、ピラティスの後に有酸素運動を行うのが効果的です。運動の頻度を増やす
ピラティスのダイエット効果を最大限に引き出すためには、頻度を増やすことも重要です。 ピラティスは低強度の運動なので、毎日行っても問題ありません。 継続的なエクササイズにより、体が引き締まったことを、より早く感じられる可能性があります。正しい姿勢・フォームで行う
ピラティスは、姿勢やフォームが重要なエクササイズです。 正しいフォームで取り組むことで、効率的に筋肉を使い、エネルギー消費量を増やせます。 ただし、自己流で行うとフォームが崩れてしまうことがあります。 特にピラティス初心者の場合、ピラティス教室に通い、インストラクターの指導を受けて、正しい姿勢を身につけることをおすすめします。ピラティスで効果的に痩せるならピラティス教室に通おう
