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2024/10/10
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ピラティスQ&A

ピラティスとは何ですか?
1920年代に創始者ジョセフ・H・ピラティスにより開発された、体幹のインナーマッスルを強化するエクササイズです。
ピラティスのメリットは何ですか?
体幹のインナーマッスルを強化することにより、ケガや故障などの防止につながったり、姿勢やボディラインが美しく整えられることなどが期待できます。
ピラティスの歴史は?
第一次世界大戦の際に負傷した兵士たちのリハビリのためにピラティス氏が考案した「ピラティス・メソッド」がピラティスの始まりです。
ピラティスのレッスン内容はどのようなものですか?
ピラティスのレッスンでは鼻から吸って口から吐く呼吸を行い、骨格や筋肉の位置を意識しながらエクササイズを行います。
ピラティスとヨガの違いは何ですか?
ピラティスは「胸式呼吸」を基本的に行い、交感神経を活性化させて体幹のインナーマッスルを強化するエクササイズです。ヨガは「腹式呼吸」を基本的に行い、副交感神経を活性化させながら心身のリラックスを促していきます。
ピラティスのマシンの種類は?
代表的なマシンは「リフォーマー」「キャデラック」「チェア」「バレル」などです。中でもリフォーマーは初心者の方でも正しいフォームを維持しやすく、数多くのピラティススタジオなどでも取り入れられています。
マシンとマットの違いは何ですか?
マットピラティスでは自分の体重を負荷としてエクササイズを行い、マシンピラティスではスプリング(バネ)で負荷をコントロールしたり、様々な道具を使用しながらエクササイズを行います。
ピラティスは怪我のリハビリに適していますか?
はい、ピラティスは元々リハビリを目的として考案されたものであるため、怪我のリハビリにも適しています。怪我など、お体に不調がある際には、医師に相談の上行うようにしましょう。
ピラティスはどのくらいの頻度で行うべきですか?
ご自身の生活スタイルに合わせて行いましょう。定期的に行うことで、インナーマッスルが鍛えられ、美しい姿勢がキープしやすくなったり、筋肉の柔軟性が高まっていきます。
ピラティスは姿勢改善に効果的ですか?
はい。ピラティスでは骨格を意識しながら呼吸に合わせて動くことで、普段の姿勢の癖に気づいたり、体のゆがみを整えながら姿勢を改善していくことが期待できます。
ピラティスは腰痛の緩和に役立ちますか?
はい。ピラティスでは、骨格や骨盤の本来の位置を意識しながら動き、体を支えるための筋力をつけていくため、腰にも負担をかけない姿勢や動作をとれるようになっていきます。
ピラティスは肩こりや首の痛みの緩和に寄与しますか?
はい。ピラティスでは、偏った姿勢からくる筋肉の緊張を和らげたり、様々な動きで肩や首の周りの筋肉がほぐれて血流が改善されていくため、肩こりや首のこわばりなども改善しやすくなっていきます。
ピラティスはどれくらいの期間続けると効果が現れますか?
ピラティスの効果が出るまでには個人差がありますが、まずは週1回程度、3か月ほど継続されると効果を感じやすくなっていきます。ピラティスの創始者であるジョセフ・H・ピラティスは「ピラティスは10回で違いを感じ、20回で見た目が変わる。そして、30回ですべてが変わる。」と述べています。
ピラティスは体重を減らすのに効果的ですか?
ピラティスはインナーマッスルを鍛えるエクササイズのため、すぐに体重が減ることは少ないかもしれません。ですが、インナーマッスルが鍛えられ基礎代謝が上がると体脂肪率が下がったり、体が引き締まってくることが期待できます。
ピラティスはどのようにして体を改善しますか?
ピラティスでは骨格を意識しながら呼吸とともに体を動かすことで、硬くなっている筋肉をほぐし、衰えている筋肉を強化しながら体のゆがみを整え、正しい姿勢を保ちやすい状態にしていきます。
ピラティスはどのような人に適していますか?
ピラティスは体の歪みを整え、美しい姿勢を保ちたい方や、スポーツやダンスなどのパフォーマンスを高めたい方にもおすすめです。
ピラティスはウェイトトレーニングと比較してどのような違いがありますか?
鍛える筋肉の種類が違います。ピラティスでは体の内側にあるインナーマッスルという筋肉を鍛え、ウェイトトレーニングでは体の表面近くにあるアウターマッスルという筋肉を鍛えます。
ピラティスはどこが鍛えられますか?
体の内側にあるインナーマッスルを中心に鍛えます。ここを鍛えることで、体幹を強化し姿勢の改善をサポートします。
ピラティスはストレスの軽減に効果的ですか?
ピラティスでは、深く呼吸をしながらエクササイズを行います。それに伴い、心拍数を安定させ、筋肉をほぐし、脳への酸素供給を増加させていくため、ストレスの軽減にも効果があるといわれています。
ピラティスは妊娠中・出産直後に行っても安全ですか?
ピラティスを行っても大丈夫です。ただし、体調が安定してくる妊娠中期(16週目以降)にはいり、お医者様やご家族の許可を得、マタニティピラティス専門のインストラクターに教えてもらうことが必要となります。出産後の方も、産後2ヵ月までは安静にし、お医者様の許可を得てからの運動をおすすめします。
ピラティスは年齢制限がありますか?
年齢制限はありません。
普段運動せず、身体が硬いのですがレッスンについていけますか?
はい。身体を安定させた姿勢で行うので、身体が硬い方でも安心してレッスン参加していただけます。
手術等の既往がある方でも通うことは可能ですか?
はい。ピラティスはもともとリハビリを目的としたエクササイズとして考えられたものなので、既往がある方でも通っていただけます。但し、かかりつけ医にご相談の上ご参加されることをお勧めします。
女性特有の問題である生理痛や月経前の症状に関しても、緩和されますか?
ピラティスでは骨盤底筋を常に意識し、骨盤を整えて安定させます。骨盤を整えることで子宮や卵巣にも働きかけ、それとともに身体を動かすことで、生理痛や月経前の症状の緩和につながるともいわれています。
ピラティスの運動強度はどの程度ですか?
日常での歩行と同じくらいの運動強度といわれています。
ピラティスは柔軟性を高めるのに役立ちますか?
はい。体の中心のコアを安定させて手足を滑らかに動かすことで、継続すると身体の柔軟性が高まるといわれています。
ピラティスのトレーニングは日常生活の動作にどのように役立ちますか?
姿勢改善の効果があるといわれています。それにより、疲れにくい身体作り・慢性的な肩こりや腰痛の改善にも効果があるといわれています。
ピラティスのトレーニング中に使う呼吸法はなんですか?
胸式呼吸です。
ピラティスはダンサーやアスリートにも適していますか?
はい。身体の軸を安定させる体幹トレーニングにより、ダンスやスポーツなどの各種競技のパフォーマンス向上に適しているといわれています。
ピラティスで意識することは何ですか?
呼吸・体の中心・コントロール・正確性・集中。特に呼吸と、体の中心(体幹)の意識が大切です。
ピラティスのコア・中心とは何ですか?
体の体幹部にあるインナーマッスルである「骨盤底筋群」「多裂筋」「腹横筋」「横隔膜」の4つの筋群のことです。