目次
マシンピラティスとは
リフォーマーを使ったピラティス
ベッド型のマシーンを使用したエクササイズです。 スプリングと呼ばれるバネで負荷を調整し、各パーツを用いて様々な動きが可能です。マットピラティスとの違い
マット…主に自重を用いて動いていきます。自分の体重を支える力が必要となります。 マシーン…負荷の調整ができる為、使用する人に合わせてエクササイズが可能です。また、マシーンの補助があることにより鍛えたい筋肉にフォーカスした動きが取れます。エクササイズの負荷量
・動くスピードに変動をつける ・回数と重さの調整 ・動きと動きの間に取る休憩時間フォームの正確性
マシーンの補助があると正しい姿勢を取りやすくなります。安定した姿勢で動くことにより使いたい筋肉への意識が高まりエクササイズの効果が高まります。 また、可動域の調整もマシーンが助けてくれるので自分で行うストレッチに比べ柔軟性を高めることができます。トレーニングの部位
背中、腕、脚などピンポイントに利かすエクササイズや全身を繋げて使っていくエクササイズなど、使用する人のニーズに合わせて多岐に及ぶ動きが可能です。マシンピラティスと他のエクササイズの違い

マシンピラティスとヨガ
・マシンピラティス…マシンを用いて負荷を調整し、主にインナーマッスルを鍛えます。本来の正しい姿勢へ近づく為の筋肉を育て、バランスの取れた身体づくりをすることが目的です。身体が整うことは健康へと繋がり、それは精神の安定へも効果をもたらします。 ・ヨガ…呼吸、瞑想、ポーズを繋ぎ合わせ心と体を自分でコントロールできるようになることが目的です。ポーズを取り体を動かすことを想像しがちですが、普段の生活を通して変化に気づきを持ったり食事も含めヨガのカテゴライズは多岐に渡ります。マットピラティスとホットピラティス
マットピラティス…マットの上で行うピラティスです。マットを広げるスペースがあれば屋外屋内問わず行うことが出来ます。 ホットピラティス…室内の温度を30~38℃及び湿度を50~60%に調整し行うピラティスです。常温で行う時よりも汗をかきやすいため終わった後に感じるすっきり感が増したりデトックス効果があります。マシンピラティスの主な効果
痩せる効果
普段の生活で使っていなかった筋肉を鍛えることが出来るので代謝が上がります。 また、正しい姿勢に近づくことで日常の動作でも代謝が上がりやすくなりダイエット効果が期待できます。腰痛改善
骨盤を本来あるべき位置へと調整し、腰骨の周りにある筋肉を鍛えることで痛みの元となる負担を減らすことができます。姿勢改善とインナーマッスルの強化
ピラティスはインナーマッスルを鍛えるエクササイズが基本となる為、腹横筋や骨盤底筋など内側にある筋肉が強化されます。 骨格を支える筋肉が育つと背骨や骨盤を正しい位置に保つことができ姿勢の改善へと繋がります。精神⾯の安定
ピラティスは胸に空気を入れる胸式呼吸で行います。この呼吸は脳や身体をスッキリさせ充実した気持ちへと導きます。また深い呼吸を繰り返すと自律神経も整います。マシンピラティスの種類と特徴
リフォーマー
マシンピラティスで用いる一番ベーシックなマシーンです。 可動式のベッドのような形をしており、複数あるスプリングを調整して負荷を変えることが出来ます。使い方次第で全身、鍛えたい箇所オールマイティに鍛えることが可能です。キャディラック
フレームが付いたベッド型のマシーンです。 右と左の調整が個々に可能なので左右差を調整するエクササイズができます。 また、空中にぶら下がるようなエクササイズも出来るので、優しい動きからハードな動き幅広く使用できます。ワンダチェア
座面と可動式のペダルが付いているマシーンです。 リフォーマーやキャデラックと比べて小型なので設置がしやすいタイプとなります。 少し安定性が低くなる為、マシーンピラティスに慣れてきた中級者にオススメです。ラダーバレル
ラダー(はしご)とバレル(樽)が一体型となったマシーンです。 背骨の可動域を広げるエクササイズに特化しています。マシンピラティスを始めるためのステップ

⾃分に適したマシンピラティスの種類を選ぶ
マシーンの特徴や効果を確認して、自分の悩みや改善したい箇所に合ったマシーンを探しましょう。 ・リフォーマー…部位ごと、全身と幅広くエクササイズが可能な為、どんな人にもおすすめです。インナーマッスルを強化できます。 ・キャデラック…寝たままの姿勢で行うことが出来るので、あまり起き上がることができない方やリハビリにも向いているマシーンです。 ・チェア…より筋力アップに向いています。バランス感覚も整います。 ・バレル…柔軟性を高めたい方にオススメです。姿勢の改善にも効果的です。⽬的に応じた適切なエクササイズを選ぶ
ダイエットや健康維持が目的の方…引き締めたい部分のエクササイズを多めに行ったり、全身を使って代謝を上げるエクササイズがおすすめです。 ケガのリハビリ目的の方…お医者様に禁忌の動きを必ず確認しましょう。ケガをした箇所や症状に合わせて回りの筋肉を鍛えるエクササイズを選択し負荷は自分に合わせていくことが大切です。適切な負荷とフォームでトレーニングを⾏う
まずは軽い負荷から始めましょう。特に筋力の弱い女性や高齢者の方は最初から強度を高くしないように気を付けます。程よい負荷にすることで正しい姿勢を保ちやすく、エクササイズの動きをしっかりマスターできます。また、インナーマッスルを意識した動きが出来るようになる近道です。 慣れてきたら自重以上の負荷をかけることもできます。マシンピラティスの効果を実感するためのポイント
正しい呼吸法をマスターする
息を吸ったときにお腹が膨らむ腹式呼吸で生活している方がほとんどですが、ピラティスは胸を膨らます胸式呼吸で行います。 実際に自分の手を体に当ててどの部分が膨らんだり縮んだりするかを確認してみましょう。 腹筋を常に締めた状態にすることで体幹が安定していきます。継続的なトレーニングを⾏う
まずは週に1回、身体が動きを覚えているうちに繰り返していきましょう。 定期的に続けることで筋肉が育ち身体が整っていきます。 慣れてきたら回数を増やしたり負荷を変えていくのが理想的です。姿勢とインナーマッスルに意識を向ける
ピラティスは「考えるエクササイズ」と言われています。 しっかり体に意識を向けることがとても大切です。 最初は無理をせず、自分にあった程よい負荷やエクササイズから始めましょう。 そうすることにより、正しい姿勢、フォームを習得できます。おすすめのマシンピラティススタジオ
